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【Instagramの写真を持ってカラーをオーダーする時はここに気をつけよう】

本村正文

本村正文

2016/05/04

こんにちはragazza(ラガッツァ)本村です。

今回は【ヘアカラー】特に、“アッシュ”や“グレージュ”など【色味が強いヘアカラー】をオーダーする時のポイントを書かせて頂きます。

僕が担当させて頂いているお客様は

“赤くなるのが嫌“

“オレンジっぽくなるのが嫌”

という声がとても多く、そのお悩みに対して沢山のヘアカラーをさせてもらっています。
ちなみにこの写真のオーダーは

“ブルージュ”

アッシュ系の中でもより寒色系を楽しめるように少し強く色味を調整したものです。

加工無しです。iPhone5sの普通のカメラで撮ったモノです。

IMG_0827

スタート時の状態は

・元々ヘアカラーをしている状態(アッシュ系で染めている)
・ブリーチ無し

させて頂いた施術は

アッシュ、ブラウン系で配合。オレンジっぽさを消し、色味を強く出したいので数%青を使用。※染まりを良くする為に前処理としてトリートメント剤をしっかりと塗布

今の状態から綺麗な希望の色をあまり髪に負担をかけなくてもいいような薬剤選定をさせてもらっています。

そして“ブルージュカラー”完成

これをもしInstagramなどで

IMG_5292

フィルターに通してしまった場合

IMG_8375

明らかに髪の色が変わってしまいます!!!

なので【Instagram】でお気に入りのカラーの写真があった場合は

・加工しているのか
・ブリーチしているのか
・元の色はどんな色だったのか
・黒染めやセルフカラーで邪魔となる染料が入っていないか

この辺りがものすごく重要になってきますので、一度担当美容師さんに相談して

どこまでならできるか

をしっかりと相談するのが希望の色に近づける1番の方法だと思います。

ちなみにこれも色加工無し。
よく自然の光が入る明るい時間帯に撮ったものです。

iPhone5s使用。

この色は“外国人風カラー”を目指し
透明感と色味を重視したスタイルです。

IMG_3180

スタート時の状態は

元々ブリーチが少しだけ入っている

させて頂いた施術は

・奥行き、立体感を出す為に、所々ジグザグにブリーチをする。
・ブリーチは“痛みを半減するサプリ”を使用※なお、狙いの明るさがかなり明るいので多少の痛みはあります。
・根元(新しく生えてきた黒い所)はやや暗めのアッシュ、マット系。毛先はブリーチが入っているのでうすーい。透明感のあるアッシュやベージュ系を。ブリーチ毛は特に痛みやすいので、薬のパワーはものすごく弱い剤を選定。

このようにお一人お一人髪の状態、狙いの明るさがかなり変わってきますのでかなりしっかりとお話しする事をオススメします。

また日々Blogなどでヘアーについて書かれている美容師さんは大体Blogの1番下とかに

IMG_3008

【LINE@】

という美容師アカウントを作っている方が多いので、来店前にその【LINE@】から相談してみるのも良いと思います。

少しはお伝えする事ができたでしょうか。皆様のヘアカラーライフがより良いものになりますように。
またこういった髪の毛以外の所もしっかりとお伝えしていけたらなと思います。

こちらも365日更新中です。

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【est】

本村正文

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美容室est オーナ ー 本村正文

大村美容専門学校卒業。関東、地元北九小倉のサロン勤務を経て2017年【est】をオープン。『赤みを消したベージュ系』など独自のカラー理論を展開。個人メディア、オリジナル商品開発と多動力を活かしたオールラウンドプレイヤー。beautyexperience の展開していwebマガジン「bex journal」でも年間表彰される等、トップライターとして活躍中。
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